オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

Q:人生の目的・使命って何?

カードに一度は出てくる、「あなたの人生の神聖な目的に向かって‥」というような言葉。

「私には、そんな大層な使命はない」

と思われる方が殆どかもしれませんね。

使命がない、と考えてカードがイヤになってしまう人すらいると聞いたことがあります。。

でも、そんな風に考える必要はありません。

これは「スピリチュアル」項目なのですから、魂の意味からこの言葉の意味を考えるのです。

自分が自分らしく生きること。

それこそがあなたの「人生の使命」です。

あなたがあなたでいることは、他の誰か他人には絶対に叶えることのできない「夢」です。

それ自体が、自分にしかできない、自分にしかしてやれない、尊い使命なんです。

私はなかなかの怠け者なので、自分の夢を自分のかわりにもっとカンペキに叶えてくれてる人がいたらすぐ自分の活動を辞めたいな、と思って生きてきました(笑)

ところが幸か不幸か、自分が思ったとおりに作品や体制を作ってくれる人は、私以外にこの世の中に存在していない、ということに気付いてしまい、仕方なくこうして毎日努力することにしたわけです。

私が「これは、こうであるべきなのになぁ」と思うことが、実現しているところをまだ見たことがありません。

ですから、私がやるしかないんですね。

個性というのは、実はそういうものなんです。

自分より上も下もいませんし、自分が思い描いている夢は、実はあなた自身以外には実現してあげられないのです。

ということは……今すぐ、自分で自分のやりたいこと、大事にしたいことに向かって歩き始めるほかないわけです!

どんなに些細なことであれ、今思いついた「それ」が、今あなたが為すべき最初のことです。

どんなことでもまず一歩から。自分でしっかりと実行していかなくてはいけません。

興味が湧いたこと、情熱の湧いてきたこと、昔からずっとやってみたかったけど、勝手に理想像を固定してしまって自分にはムリと諦めていたこと……

心当たりがありますか?もし今、自分が何をすべきなのか思い当たらないのならば、まず思いついたそれをやってみることです!

そのための助けやアドバイス、ガイダンスは必ず天から与えられますが、それを実行するのは私たち一人一人が、自分でやるしかないんです。

誰にも補助はできません。

励ましてあげることはできますが、それ以外には何もできないんです。

天からガイダンスを貰うということを、自分で何も決定もしない、実行もしないでただご褒美が突然降って湧いてくるのを待っている、という意味に捉えている方もおられるというのが、私には非常に残念です。そういう人たちが「ポジティブな考え方=楽ちんで成長のないもの」という、訳のわからない幻想を生み出してしまったのでしょう。

実際に歩み出せば、それがどれほどシビアで、かつどれほど私たち一人一人の魂を、自分の責任で輝かせていくための素晴らしい助けになっているか、すぐに解るでしょうに!

全ては経験です。

経験しなければ、何も解りませんし、地力もついていかないんです。

これが事実です。

神さまは全ての人がそれぞれに必要な働きをするよう、完璧にデザインして創られました。

自分自身も、魂のグループと皆で話し合い、こうしようと決意して、皆の応援を背負って地球に勇敢に生まれてきました。

自分がほんとうに自分らしく、ありのままにいきいきと輝いて自然体で最高の力を発揮して生きること。

それは、他の誰とも違う自分というものをちゃんと理解すること、怖がらずに受け入れること。

そして自分を受け止めたら、今度は自分に与えられた違いは何なのか、何ができて何ができないのかをいろんな体験を通して知り、そこから自分のことが解ってきたら、ではこれを用いて自分は何をできるのか。そして、何がしたいのか、どのように進めていけば、全ての関係する人たちにとって良いものになるのか?

それをしっかりと心眼で見極めながら、己を整えながら前を見据えて歩いていくことです。

それがスピリチュアルな生き方というものです。

あなたが大切だと思うことやものや人は何ですか?

それを守るために動けていますか?

自分自身を大切にできていますか?

余分な思い込みに捕われて、ストレスにまみれてはいませんか?

あなたは魂の安らぎを感じていますか?

いつも焦燥感に襲われていますか?

いつも自分自身にフラットに接していられれば、他人にもそのようにしていられるでしょう。

いつも謙虚で笑顔で働いているならば、人生に必ず必要なものがもたらされ、必要とされる場所へ動いてお互いに助け合いながら世界を少しずつ平和に楽しく幸せにしていくために動いていられるでしょう。

無理をしてはいけません、しかし怠けても無駄です。

自分自身の個性も含めて、全ての人の個性を大事に尊重しながら、一緒に前に進めていますか?

それには、どんな職業だろうとも、職業がなかろうとも、

どんな学校であろうとも、国でも、性別でも、年齢でも、環境でも、

今すぐに、全ての人に始められる少しの努力です。

それが、全ての人の「人生の使命」です。

あなたという人があなたという命を授かった理由は、全てあなたの中にパッケージされているわけです!

ですからその全てを輝かせ、萎縮させず、堕落させず、きちんと活かしていって下さい!

それこそが、あなたの使命です。