オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

アセンデッドマスターオラクルカード

こんにちは!

今日はアセンデッドマスターオラクルカードのデッキ解説をしてみたいと思います♪


アセンデッドマスターオラクルカード日本語版説明書付(新装版)アセンデッドマスターオラクルカード日本語版説明書付(新装版)
(2014/04/07)
ドリーン・バーチュー

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◎特徴

・大胆、力強い、ユニーク

・常に行動を促す

・毅然と行動する人・したい人や、指導者的立場にある人へのサポートが特に得意

○デッキ解説

人を導くという意味では、アセンデッドマスターたちは実際に地上に生まれ、人々を導いてきた「指導者」たちや、母親のように見守ってきた存在、もしくは八百万の神的にこの地上を作ったとされる神々で構成されています。

このカードは、誰もが持っているリーダーシップを養い実践する生き方、前向きに行動を続け、態度で示し、自らの内面とじっくり向き合って、自分も他者をも同等に尊重し愛する生き方に寄り添ってくれるオラクルカードです。

人は誰もが「リーダー」ですし、その自覚を持って生きるべきなのです。

そうでないと、自分自身の人生の決断(どんなに小さな行動に関する決断でも)という、絶対に他者に譲ってはならない権利を誰かの手に任せ、あまつさえ結果をその人の責任にしてしまおうとすることすらあります。私たち人間はとても弱いので、常に「責任を負わない方法」へと流れやすいのです。これが、俗にいうエゴの声です。その弱さの連鎖を自分のところでしっかりと食い止め、前向きな流れに変えていくために必要なのは、決断と行動です。

自分と優しく向き合い全てを受け止め、意図を浄化してはっきりさせ、それの基づいてなすべきことを為し、その上で細部の流れを全て天に委ねて手放す、という行為が「天命に生きる」(Life Purpose)ということです。大きな規模であれ小規模であれ、人生とは全て、この繰り返しなのです。

そのように生きることについて、アセンデッドマスターカードは、ある人にとってはこうしたカード一枚で「ぱちん」と切り替えてしっかりした意識に戻す目覚ましのように働くでしょうし、ある人にとってはある種の苦痛を伴いながらも少しずつ実践して試していくことかもしれません。どちらにせよ、あなたはこのカードを使い続けることで、「真に前向きとは何か」を導く……つまり自分こそが自分自身を導くリーダーであると気づくこと、そして他の全ての人々もそうであるということを尊重し、この資質に栄養を与え、育て上げ、実行に移していけるように自分を鍛えていくのです。

○使用・併用方法

・他のカードデッキを引いていて"Leadership"というカードが頻発する時などに補足として使うと、非常に分かりやすいかもしれません。具体的に何をしたらいいんだろう?どういった面が今の自分には欠けているのかな?今取るべき行動のアドバイスが欲しい!といった質問をするのにとてもよいです。

・それから、例えば一つのプロジェクトを手がけたり参加している時、その進行の中であなたが取っていくステップの流れを知りたい時などに、時系列で進行を見ることができます。一枚ずつ、過去、現在、一ヶ月後、二ヶ月後、三ヶ月後……ですとか、一週間後、二週間後……または、3日後、一週間後、一週間半後…などでもいいでしょう。自分できちんと「このぐらいの間合いで知りたいです」とカードにお願いすれば、そのように出してくれます。

・大胆系のカードなので、大まかに流れを見たいマンスリーやウィークリーのリーディング、人生の節目などにも使いやすいです。朝引いて今日守護してくれる存在を聞き、サポートをお願いする使い方にも最適でしょう。

○使用に向いている人

・通常で言うと、監督や教師、カウンセラーなど、「指導する立場」にある方は生理的にしっくり来るようです。他者への対し方ではなく、他者と対する「自分」のメンテナンスに向いているのです。

そうではない立場の方でも、誰にも何もアドバイスする機会がないということはないでしょうから、自分自身の健全な主張方法、行動で示し、穏やかであり、常に自分にも他者にも正直に接し、決定し、行動して生きていく立場を養っていくのに最適です。

男性性の自分が弱いと感じる方、苦手意識を感じている方にも。最初は「キツい」と感じたり、強すぎると感じることもあると思いますが、毎日一枚だけ手に取ってみてください。そのうち、アセンデッドマスターたちの力強さは、膨大な量の優しさと愛情に裏打ちされていることが、きっとあなたにも伝わってくるはずです。

・それから少々裏技ですが、例えば神道・仏教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒などの方にリーディングする時、このカードだけは大丈夫、という方も結構多いです。自分の宗教やジャンルに関係する神様ばっかり出る、なんて方もいらっしゃいます。または特定の宗教を嫌う方や無神論者・無宗教者、「キリスト教的なものはどうも受け付けない」と感じる方などでも、これだけはすんなり入ってくる、という方も多いです。同じ人間だった存在が多いカードだからでしょうか?それと様々な存在の多様性も、このカードの受け入れ幅を広くさせていると思います。もちろんキリスト教的なものが大好きな方やクリスチャンでも安心して使えます。世界には優れた指導者がたくさんいて、私たちは全ての存在から学ぶことができるのです!敬愛し、尊敬して、アドバイスと守護を願うことに、宗教・無宗教の壁はありません。

地球とは本当にユニークな星ですね…!

○このカードを使う弱点?

かなりオールマイティなカードではありますが、特徴として常に行動を促すので(ゴーサインであれ、休息であれ)、行動を起こしたくない時期や決断したくない気分の時には嫌な気持ちになったり、そもそもこのカード自体に触れる気が起こらない人も多いでしょう。大丈夫です。そういう時もあります。無理せず、繊細な優しいカードに切り替え、しばらくアセンデッドは置いておきましょう。

これは人に対しても同じで、例えばお友達やクライアントへのリーディングの時、その人が大胆に踏み込んでくるもの…それが愛であろうとも…を、受け入れられない状態にあったり、強そうなものを避けたいようでしたら、もしあなたがこのカードが最も得意だったとしても繊細な優しいカードに切り替えて、このカードはどばーんと一枚だけ出すのに止める、といった感じで使うとよいでしょう。

◎最後に

オラクルカードは「曖昧だ」と批判されることがありますが、このカードとメッセージを見ても曖昧だと感じるならば、それはあなたが自分自身に率直になりきれていないのかもしれません。目を背けたい部分があるのかもしれません。私が思うに、このカード以上に明晰で、行動を促すカードはないように思います。それほど、「愛と行動」にフォーカスしたカードなのです。

大きくて、優しくて、ユニークでお茶目な力強いマスターたちと、是非接してみてください!

慣れてしまえば、使いやすくて面白く、「さて自分がこれをどう解釈して動いていこうか」と楽しく考えることができます。

常に支えてくれるマスターたちに話しかけ、行動し、一日を与えられたことに感謝の祈りを捧げましょう。