オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

血の通ったアイディア

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アイディアが浮かんだ時はまだ、そのアイディアが自分にとって何者であるか、分かりません。もしあなたがその次のステップについて迷っているのなら、このカードからのメッセージは「どれかを選び、行動に移してみましょう」ということです。

行動にするのにも、方法はたくさんありますね。リサーチをする、経験者や現場の人に話を聞きに行く、講座や面接を申し込む、作品を作り始めるなど。いずれにせよ今は、方法に頼るというよりは、あなた自身の中でそのアイディアを「血の通ったものにする」ことに最も重きを置いてください。あなたの体の一部にするには、新たにあなた自身の血管をそこに通し、酸素を呼吸させ栄養を巡らせて、あなたの手や足や体と同じように感覚を持ち、使うことに慣れるのです。長年放置していれば、昔とった杵柄も感覚が鈍っているでしょう。アップデートも必要かもしれません。昔挫折したなら、今ならば自分にぴったり合う素材や道具、入口や流れができていたり、常識とされていたことや作法が変化してやりやすくなったり、戸惑いを感じても最終的には以前より良くなっていることもあります。

ともかく、あなたの体の一部として血を通わせましょう。そのことに集中し、この世に実現させていきましょう。たくさん考えたくさん行動し、時にはリフレッシュし、体の一部にまで馴染ませるのです。その時には何かしら、その次のやるべきことも分かってきます。

血を通わせようとしてうまくいかなければ、他のものを選べばよいのです。いつでも選び直せます。あなたの血肉になる、好きだと心から感じられるものに出会えれば、活力は自然と湧いてきます。血が通っている大切なものならば、腕が6本になったって、問題なく全ての腕を使いこなせるのです!

また、血の通わない、つめたいアイディアだけを積み重ねると、心身の疲労の方が強くなるものです。あなたを冷やしすぎないよう、気をつけてください。とうてい無理そうなら潔く諦めましょう。壊死を起こした腕をいつまでもくっつけておくよりマシです。

他者についても同様です。アドバイスは親切心からかもしれませんが、そこに血が通っていない、つまりハートのないものや知識だけのもの、相手の立場や苦労や本心への思いやりの欠けたものであれば、その人の心は冷え込んでしまいます。自分をよく見せることや優越感のために他者を使うのはやめてください。あなたがその人なら、本当に同じことをされたいですか?言われたいですか?「つらそうだから、話だけでもいつでも聞かせて」と言うだけでも、あなたの思いやりと愛は十二分に伝わります。優秀なロボットになることに満足しないでください。あなたは人間です!