「水が合う、合わない」
前に書いた「水を飲む」の続きのような続きじゃないような話ですが、水の合う合わないってあるよね、と。
滋賀出身で、いま仕事で東京に住んで一年半ほどになる子がいるのですが、彼女が
「滋賀にいる時は、アレルギー症状とか喘息とかしょっちゅう出てたけど、東京に出て来てから全然出てないんだよね。」と。
普通、逆だと思いません?東京の方が空気も水も悪そうだから、悪化するだろう、と思いますよね。
でも、彼女の場合は逆だったと。
そして
「やっぱり、これが『水が合う、合わない』ってことなんだと思うんだよね。いい悪いとかってのと全く違う問題でさー」って。
それ聞いて不思議だったのですが、でも考えてみたら私もそうで。
チェコって硬水だし、決しておいしくはないし、石灰分が多いので浄水器みたいなもので一応石灰を減らしてから飲んではいるのですが(いちいちペットボトルはアホらしくて買ってられないしね)、
でも……全然普通に飲めるんですよね。私。
旅行で初めて来た時から、そうでした。旅行者だとたいてい硬水って難色を示すらしいんですが、私は平気な顔して飲んでました。なんとも思わんかったなぁ。
味自体は、ぜったい軟水の方が美味しいとは思うんですよ。いや、思うんですよ、ほんとに。
でも、何故かこっち来てからなんですよね、前の記事に書いたみたいにゴクゴク水飲むようになったのは。
だから、おいしいとか、きれい汚いとかじゃないんだろうな、と。
そして人はやっぱり、「水が合う」場所に住むべきなんだろうな、と。
つくづく、改めて、そう思うのです。