オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

ライフヒーリングの道のりは長い。

自分が初めてオラクルカードを手にしたのは約10年ほど前ですが、その前から人生を癒すことに着手したこと、また、最愛の祖母が亡くなったことで、自分が踏み込むまいとしていた超能力的な範囲を解禁することをどこかで決意し、自分で死んだばあちゃんと話をする、他人の口なんか通しても信用できないから。と決意したのもその頃だったりします。

誰しもそうだと思いますが、まず最も根深かったのは家族に関する問題でした。誰しも、両親からの影響を一度断ち切る必要があります。私はこの時期に行いました。何年もかかりましたが、きちんと成功しました。また、両親の影響とはつまり、両方の家系の中に脈々と未解決のまま託されてきた問題でもありますから、これがなかなか根深いのです。もちろん全部なんか解決はしませんが、ある程度、自分に託された部分は切り開けたなというのが今の状態です。

そして次のステージが、今住んでいるこの国へ移ってきての様々なことでした。

私は新参者なので、この国についてのことはまだまだ分かりませんが、今強く感じている己のライフヒーリングの箇所は、自分の国に関すること、そしてジェンダーに関することです。

生まれた国を離れて6年目、もうすぐ7年。やっと正式な滞在許可証が手に入り、ここにいてもいいんだ……と心が安心して、落ち着いてきたのだと思います。

安心して初めて、心の傷は解放されます。私の場合はここへ来てようやく、日本にいる間に受け続けてきたダメージや奥底で感じ続けてきた大きな感情が、どんどん浮上してくるようになりました。そしてこのダメージには、ジェンダーの問題が非常に根深く関わっている、ということにも気づきました。

これには今、やっと気づいたところです。だから、まだ全然解決も何も、そもそもどこから…というのも分かりません。ただ、どのような規模でなのか、私個人が幸せになれば済む話なのかというと…。いいえ、違うのではないでしょうか。

…そこまでしか分かっていません。だから、今は何も詳しくお話できないのです。

ただ、重大な感情や傷というものは、そこから完全に離れることができてからでないと浮上すらしてこれない、というのだけは、また改めて実感として強く感じている部分です。まだ傷の浮上は終わっていないと思うので、これから、まだ進めていくべきことのようです。

現場にいるままで全てを変えて解決するなんて、できません。無理なのです。そこにいる以上、なるべく現状を肯定し、否定要素を退け、それがたとえ愚かな選択であろうとも維持を正義を信じてそこに適応しようとするのが人間です。何かがおかしいと感じる本心を差し置いてでも改革を避けようとするのは、非常に多くの人の当たり前の心理だと思います。(だからこそ、切り開くためのインディゴが存在するのですが、同時にそれがどれほど困難なことであるかも、常に痛いほど思い知らされます。…一人でも多く、励まし合える人が増えたら、と思います。WHRの会活動も、その目的が含まれています。)

物理的にも心理的にも、距離を置くことができて、もう追ってこない、安心だ…と思えて初めて、どれほどそれが恐ろしかったかを理解する。

よくあること、では済ませられない、とても重要なことだと思います。

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