オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

マスター誕生とその経緯

ご報告です。

WHRで一緒に活動しているともこさんは、長い間私の生徒さんでもありましたが、この度、正式に「マスター」の授与に至りました。もう一人前です。いってらっしゃ〜〜い!どっせぃ!

さて、こちらでマスター卒業課題のモニターを募集させていただいたり、ご協力いただいたこともありましたので、経緯のご報告をします。

まず去年3月の時点で、ともこさんは既にマスターのレベルに到達していると、私としては彼女に伝えておりました。

で、一応コーチングプログラムでもそのように掲げていましたので、じゃあ仕上げに卒業課題を出して終了ってことで、と去年募集させていただいた「モニター10件をこなす」「個人情報を除いてリーディングがどうだったか(できたかできなかったか、どこでつまづいたか等)の報告を私にする」というのを、出してみました。が、結果から言うと、うまくいきませんでした。

私の活動上、リーディングはショートが30分、ロングが一時間というくくりでやってましたし、他所様がどうなのか知らないのでとりあえずその設定でやったのですが、課題の最中に全くともこさんが集中できていなかったことが気になりました。いつもはズバッと明確にできるのに、課題となるとコチコチになって、全く彼女の良さが出ないのです。

私には理由が分からなくて、ともこさんも一生懸命やってるのに、分からなくて。。。うまくいかなかったと思う理由を尋ねると、あれがああで、これがこうで、といろいろ言うのですが、どれも本質には程遠い感じがしました。私が悪いんです……としょげているのも、この課題が彼女の良さを潰している証拠でした。とにかく私にも彼女にも分からない理由があることだけは確かです。

とりあえず保留にしよう、何か分かるまではこれ以上続けても駄目だろう…と話し合い、去年の9月に課題を一旦中止しました。

彼女に合う課題を考えなくてはと思いましたが、正直お手上げの状態でした。私にはさっぱり分からなかったのです。

その後、ともこさんが広島・金星舎さんでリーディングを始めまして、続けていった結果、

面白いことに、彼女は

「私に一番合ってるのは短いリーディングだ」と言いました。

7分が一番よいのだそうです。7分を超えると、自分が何を言ってるのか分からなくなって、カオスに飲み込まれてく感じになるんだそうです。。

ここで私は、はっとしました。そうです、人によってタイプが違って当然なのです。

私にとっては30分でも短いぐらいですが、ともこさんのスタイルや言い方やリーディングの仕方では、30分では訳が分からなくなるというわけです。

私には思いもよらないことでした。そりゃぁアイディアも湧かないはずです。

人によって、語り口も最適な長さも、全然違う。

理屈では分かっていても、ここまで違うとは!と目から鱗でした。

私にとっても、初めてのマスターの生徒さんでしたし、それぞれの個性がどういう形で出るかも分かりませんでした。本人にももちろん分かりませんでした。でも、個人活動を始め、継続しながら改善を続ける中で、それが分かってきたのです。

WHRは別に私が何かを指示したり言うとおりにしてもらうわけじゃなく、むしろ個人活動を推奨してます。というか、個人でできないと意味がないですし、私自身も人に指示されるの嫌いだし、全ての活動は自発的でないと意味がないと思っているからです。

なので、ともこさんの活動もそういうものです。個人でやってみと言ったら、個人で見つけてきて、個人で始めて個人で続けてます。

で、やってみたら、こういうことが分かった。

そして私は思いました。

「マスターとは課題の出来不出来ではない、その人に確固たる地力があると私が認識した瞬間である」と。

というわけで、そのことがわかった以上、私は去年4月の時点で「この人は卒業資格がある」と思ったその直感を押すことにしました。

何しろ今や、彼女は自分で考案した講座を持つ身です。そういう人がいつまでも「生徒さん」でいいわけがない。逆におかしいでしょ、だから卒業しなさいと。

本人は真面目なので、嫌がりました。何か明確にこれをしましたみたいなのがないと駄目なのでは?と。というかマスターとか取ってゆきこさんと同格にやらないといけない感じとか超無理なのでは?と。

なので、「マスター取ったぐらいでWHR創設者と同じになるわけないから安心しなよ( ゚ω^ )b」と言ってあげたら落ち着いたようです(どういう師弟だ)。

というわけで!

リニューアル後のWHRサイトから明記することになるかと思いますが、WHRコーチングシステムで初のマスターが誕生しました!ありがとうございます!!!私としても、ありがたい限りです。

こうして一人の生徒さんを送り出すに至って初めてわかったことも、沢山あります。

これ以外にもいろいろと経験させていただいたことを踏まえて、コーチングのお約束事をまた改定しないとなと思っています。

例えば、マスターの一つ前のリーダーの資格は、今までは「コーチング受講継続12ヶ月」という前提でしたが、あれは全然意味がなくて、3ヶ月ずつでもいいので総計12ヶ月で錬度次第では出せるなと思いました。というのは、間をあけて数度コーチングを受講された方が、著しく実力が上がった、という別の例を今、体験しているからです。

いやほんと、長年やらないと分からないことが、こんなにもあるとは…。

正直、コーチングはもう辞めようかとも思っていたのですが

こうして、継続したり卒業したりしてくださる方がいると、

あぁ、やってみようか…って思えます。

もう少し気軽に、それから細かく区切って、また募集をしたいと思います。

3ヶ月やったら休む、やりたくなって3ヶ月やってまた休む、というような感じでね。

資格を前提としないコーチングとしても優秀なので、この良さや人生の超前進具合を味わってもらえるような形にもっとしていきたいな、と思います。

こういう風に思えるのも、本当に、関わってくださる全ての方のおかげです。

至らない先生ですが、これからも頑張らせていただきたいと思います。

ありがとうございます。

そして、ともこさん、おめでとうございます…!!!!

あなたは実力者です。私は知っています。胸を張って送り出せるのです。

ありがとう。これからもよろしくお願いします。