オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

三年前と今

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新ビザの手続き中に通りがかったカフェの椅子。すごいかわいい。。朝早くてまだ開いてなかったので、今度行って座ってみたいなぁ。

この国に来て住み始めてから、3年が経って。

さて、いろんなことが一周したり、原点回帰したりするのかなぁと思って見渡してみると、

案外なんだかそうでもなくて、むしろいろんなことがさらに新しい状況にぐいっと前に進んでいて、さぁぼやぼやしてるヒマはないよ、楽しんでいこう!と言われている、そんな感じ。

次々に具体的なエキサイティングなアイディアや状況がやってきて、それをわあわあ言いながらこなしていく自分が眼に浮かぶような。そんな状況になっていました。

初めて来たのは、5年前。だから、3のループの法則でいくと(私の中では、ものごとは大体3年ごとにある程度の一区切りが来て集大成を迎えては次へ行くことが多い)、よう考えたら実はあと一年なのか?と思ったり。

まてよ、でも日本でのことの流れからこっちへ来たわけだから、その前の事から換算しないと…でも、その前のことなんて、忘れちゃったなぁ。なんて思ったりもする。

忘れてないんだけど、忘れちゃった。

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だけど、神様はやっぱりすごい。

私の元に、本当に気持ちのよい友人カップルが来て、二人がリーディングを申し込んでくれたのです。

なので、初めて我が家で、チェコ語と英語と日本語を駆使しての本格的なリーディングを行いました。

うちに入るなり、気持ちいいねーすごく居心地がいいねー気持ちいいねー♪とめちゃくちゃくつろいでくれている二人を見て、あぁ私ここでちゃんとお仕事できるわ、と一安心。笑

チャイラテを入れて、のんびりお茶の様子なんかを時々覗きに行きつつリーディングを進めていき、お茶ができる頃には本当に聞きたかった本題についてがっつりリーディングに入ることができて、すごくちょうどよかったです。

初めてだからどんな風に進めようか少し考えてはいたんだけども、思った以上に自然に望みを引き出し、そのためのカードがばっちり出たので、思わず唸ってしまいました。…いや、リーディングの時はいつも私、唸ったり笑ったりしっぱなしなんだけど。笑

初外国人、初チェコ人てことで大丈夫かな〜というのも少し心配はあったんですが、いや、全然できたわ。(笑)やっぱりリーディングはご本人がいかに自分ときちんと向き合って生きてきたかが全てだと思った。

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彼のリーディングをしていると、三年前の自分の記憶がよみがえりました。いくつかの点で完全に一致していたからです。

まず、彼は人のためにを第一に考えて動くタイプの人間です。自分を最優先にするというのが、どうしても自分の国にいるとしづらいタイプ。

その彼が、作曲家としての勉強で一年間イタリアへ留学するということで、彼は非常に大きな節目を迎えていました。

それは、「自分の情熱に没頭する」ことが、彼の最大の望みであり同時に最大の恐れでもある、というのが出ていたからです。

三年前の私がまさにそうでした。家にいると、日本にいると、どうしても「自分のこと」だけに集中する、ということがしづらかったのです。その状態だと、本当に自分が自分のためにものを作るということ、没頭することができませんでした。私は夢を追う子供の立場に戻る必要がありました。そのためには、住み慣れた場所を一旦捨てるほどの覚悟と思い切りが必要だったのです。その状況が、彼と全く同じでした。

彼はまた、イタリアに留学後も、彼女と一緒に住めないかという希望を持っていて、そのことについても知りたいと言っていました。その流れは明白でした。彼はこの国で既にやり残したことはなく、周囲の人も全て彼の成し遂げてきたことをしっかり評価していましたし、彼はさらなる豊かさを受け取り、自らの才能を受け取る準備ができている、とカードは示していました。自分自身の情熱に全てを注ぎ込むようになれれば、彼は本当の意味でさらに健康になる、という結果が出ていました。

他のカードを使っても、彼に与えられるアドバイスは「今が自由と覚醒の時」「自分を信じなさい!明るい未来を描きなさい!」でした。逆に言えば、それさえできれば彼は望むもの全てを手に入れられるのだ、と私は説明しました。あなたには今までやってきたことがある。素晴らしいことを成し遂げてきた。これからは、自由になって、自分のために生きる時なのだ、と。

それを聞いた彼女が泣き出しました。彼はいつも誰かのために生きていて、自分のためだけに生きていなくて、それがとても歯がゆいのだと。ついにこの時がきたんだ、人の面倒はもう十分見た、これからは自分のために生きるんだと天使が言ってくれている、と通訳しながら、彼女はボロボロ泣いていました。彼女の人柄が私は大好きなのですが、その彼女がよく、私と彼は似ているところが多いと言っていたのです。その意味がなんとなく今日、わかった気がしました。ほっとくと他人のために生きて自分の大目的をしまいこんでしまうタイプなわけです。だから、外国へ行く今は、本当にチャンスだ、と。

三年前、渡航する飛行機に乗り込む前、母が私に手紙をくれました。

今まで一緒にいてくれてありがとう。もう私は大丈夫。だから、これからはあなたの人生をめいっぱい楽しんで、最高に楽しんで生きてほしい、と。

それを飛行機の中で読んで、涙が止まらなかったけど、反面、その通りなんだということもわかっていました。家族や友人の面倒ばかり見てしまう私は、やり甲斐や充足感はそれなりに得ていましたが、本当の意味で自分の人生を生きていると言える状態ではありませんでした。そのことを理解していない人も多かったですが、母はちゃんとわかってくれていました。自分のために生きられない人生は、死んでいるのと同じなのだと、私もわかっていましたが、そこまでやらないと、私は自分に集中することができなかったのです。

チェコに来たとき、私には何もありませんでした。友人は3人ぐらい、知り合いが二人ぐらい、そんな状態。何をするにも自分一人でやって。食べ物だって、何食べていいのか解らない。食材も違うし。日本食材屋も知らなかったし。学校が始まって、同級生たちと顔を合わせたけれど、外国人同士、急に仲良くなるわけでもなく、なんとか精一杯コンタクトは取るけれど、すぐに始まったイラストレーションのスタジオでも、皆が何をやってるかも自分が何をしたらいいのかも解らなくて、ギブアップしてもいいんだよ、なんて言われて、悔しくて意地でも課題を仕上げて。三ヶ月ぐらい、自分が自分の道を見いだせるまで、若者が夜中まで騒ぐ寮に悩まされ、チェコ語も喋れず、数えるほどの友達とのたまにのご飯が唯一の心の支えで…。何もなかったです。

だけど、獲得していきました。ゆっくりと、少しずつ。

それから二年目には、諦めきっていたオラクルカードの仕事まで、再開して。再開どころか、WHRまで打ち立てて、やるぞ!ってなって。

仕事と学業を両立している時はあまりにも辛くて、何をしているんだろうと思ったことすらありました。

さらに三年目、学業に専念しなくてはならなくなってからはまた別の辛さに毎日責め立てられるような感覚すらあり。もう、どうなってるんだ!って。逃げ道があるなら逃げたいけど、逃げることすら許されない、本当にそんな感じで。

そんな超絶ブートキャンプな三年間が、終わりを告げる今、

ブートキャンプ具合は全く変わらないままですが、まさに翼を得たような、そんな感覚…なのでしょうか。

五年前に初めてチェコを訪れた時、四年前に学校の目星すらないまま三ヶ月来て、なにをしにきたのか!と恐ろしくなって神様に祈ったとき、三年前に住むために来て、からっぽの何もない自分のまま、ただひたすら青い青い空の下を歩いていたとき…

そして、今。節目を迎えて、イラストレーター・その他のフリーランスビジネス滞在者としてのビザを申請し終えて、思いっきり風邪をひいて、英語とチェコ語と日本語でべらべら喋りながらリーディングをやり、WHR新体制オープン準備中の今。(笑)

そうやって、自分の情熱を生きろ!と全宇宙から背中を押されている人が、私のところにリーディングに来た。

なんかもう、

宇宙だなぁ、

っていう。

その一言ですよね。

その後にバイオリニストの彼女の方もリーディングしたんですが、彼女も面白かった。あと1年、しっかり今に集中して勉強すれば、その先に本当の「選択肢」が現れるから、それから選びなさい、という感じで。

それと、今まで築いてきた確かな基礎があなたにはある、これをもっと大事に思って、その確かな基礎を基盤にしてあなたはさらに前に進むのだ。という、ものすごい力強いメッセージで。

彼女は、確かな基礎がある、と言われた瞬間に号泣でした。

彼女がこの国に来たのは、日本にいるままでは自分の中に確固とした、がっしりした、何があっても絶対に揺らがない基盤が作り上げられない、と感じたからだそうなんです。だからチェコに来て、先生に習って、この三年間、そのためだけに頑張ってきた、と。その基礎は正に築き上げられている、と天使はすぐに示してくれていました。私も見ていて嬉しかった。。彼女はすごくいい演奏をしますし、「本物」なんですが、本人がいたって天然で謙虚なため(笑)そのことが今ひとつしっくりきていなかったようで。でも、天使がはっきり示してくれたことで、かなり気持ちが定まったようです。彼女の未来にもたくさんの「本物の選択肢」が現れるようだったので、今は学びなさいって出ているよ。ということで、すんなりとまとまりました。

私もこの国での勉強は本来は二年なのを1年延ばしたので(何しろ、「石の上にも三年」が持論なので…笑)わかるんですが、延ばした最後の年が実は一番辛かったりするんですよ。自分を追い込んでいくんです。ただ、その追い込む時間がないと、今まで吸収したものがしっかりと地盤に定着することができない、とも私は思います。その辛いしんどい時間を避けて、本当に身につくものが果たしてあるのだろうか?と。なので、そこで身につけたものを確かにしたいなら、その「最後の一年」はすごく重要なはずなのです。どうせいずれ、自由になる日は来るわけで。だったら、とにかくやるしかないよね。頑張るしかない。

分かってたって、辛いもんは辛いんですよ。

やっぱり、そんな時にオラクルカードだなあ…。と、改めてカードのパワフルさ、的確さに舌を巻いたのでした。はー、すごいぜ。すごいリーディング日でした。

まぁ、この日の朝方まで熱があって、朝には下がったものの、めちゃくちゃ病み上がりだったんですけども。笑

これを逃すとお互いのスケジュールがどうしても合わなさそうだったので、決行しました。

うん、やってよかったです。

…風邪移してないか、確認しないと。笑

おもむろに日記的なもの。

新生活に当たって、うちに来たのは、上の三角テーブル(古物市で500円)と、

そして、エスプレッソマッスィーン!!

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かわいいー♪

ベネチア旅行中泊まってたバンガローに備え付けてあって毎朝それでエスプレッソ+温めた牛乳でラテ作って飲んでたらハマってしまい、どうしても欲しくて買いに行ったのです。

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ぴかぴかー☆☆☆ええわー♪♪めっちゃテンション上がる。

これでうちではフレンチプレス、フィルターコーヒー、エスプレッソと三種類のコーヒーが入れられるように…。ってどんだけこだわっとんや!という感じですが。。こうなっちゃったのよね。これも外国暮らしの面白い変化の一つかな。

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友達の誕生日になぜかクリスタルをあげたいなぁと思って、買いに行ったら見つけた、その子のイメージぴったりな石。

バライトって書いてありました。

なんか調べたら、石油の材料とか何とか…。なんか…よく解らないけど、とにかくその子のイメージびったりだったのです。

喜んでくれてよかった。

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まだビザ手続き関係のことを調べて回っていた最中、疲れ果てて心の癒し、ケンタッキーへ赴いたら、これたまに当たるんですが、レシートに記載されているコードを打ち込んでケンタッキーの顧客アンケートに答えてくれたらツイスター一個プレゼントしますよ、という当たりレシートが出たんです。

で、その説明をレジのお姉さんがしてくれて、そのついでに何故なんだかさっぱり解らないのですが、このボールペンもあげるわ♪といって、ケンタッキーボールペンをくれたんです。

…長年ケンタに通っていますが、こんなことは初です。(笑)

なんだかチェコに、がんばれよ、と背中を押してもらってる気がすごくこの時して、しみじみとケンタボールペンの写真を撮ってしまいました。。

そんなわけで、ちょっと10月に書類関係のことで一時帰国します。その時にWHR関連をもう少し進めて、11月前か…最悪11月には(´∀` )お披露目したいと思っております!

ではまた♪