オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

Just request & never control

怖れ、不安というものがいかに「自己中心的」なものなのかを、

市井の生活をしていると強く実感させられます。

何度も不安に陥り、恐怖を抱きますが、その全ては自分が否定されるかもしれない、受け入れてもらえないかもしれないことに対して予防線を張って自分を守ろうとする、心の小ささ、臆病さから発生した支配欲です。ものごとをコントロールしようとする全ての人は、恐怖に捉われています。そしてその発端も根拠も、小さな小さな臆病な心と保身から成り立っています。それをつくづくとこの身に実感します。保身をせねばならぬ自分の、なんと小さく弱きことよ。あまりのことに溜め息しか出ません。

それで、何パターンか、自分に言い聞かせる言葉を書いてみました。れんしゅう!です。これはイタリック体。

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本当に自分がものごとや全ての人に心を開き、愛されるかどうかや認められるかどうかではなく、自分が欲しい、愛すると感じたものを素直に口に出して「リクエストする」ということ。これはきわめて無邪気なもので、純粋なものです。大抵の場合、それが悪になることはありません。もしなったとしたら(相手にそう言われたとしたら)、それは相手の問題であり、相手の解釈や感覚であって、こちらのものではありません。人ができる最善のアウトプットとは「素直に愛するものに関係を要求すること」だと思うからです。

ただし、「このように答えてほしい」「絶対に受け入れてもらいたい」というのはもちろんエゴです。全く相手の都合を考えていません。自分が素直に表現した以上、相手が素直に表現することはどんなことも受け入れるぐらいの気持ちでいましょう。自分が要求するだけで相手に思いやりを持てないということは、自分に対しても思いやりがないということです。相手を急かすこと、結果を強制したいと考えることで、更なる大きな可能性があったとしても、自分に対してもまた、それを閉ざすことになるからです。長い目で、大きな視点から自分の人生を見、愛と思いやりをもって育む決心があれば、そんなことにはならないでしょうから。

どんな瞬間も本当に大切なのは、愛を根拠に、素直に求める、「要求」してもよいのだということと、結果を支配しようという欲は最初から捨て去っておくこと、です。

愛、素直な興味、追求心を元に行動していくこと以外に人生を前に進めるものはないとも言えます。

そして、結果を望むとおりにしたいと考えるのは殆ど時間と労力のムダと言っていいでしょう。(かといって、それが完璧にできたらほぼ仙人ですが…でも不可能ではありませんね。周りの人達を見ていれば分かります)

要求するということと、それがどうなるかは全く手放していること。

これは矛盾しているようにも見えますが、完全に両立し得るものです。

愛を素直に表現することで、自らのブロックはないも同然になります。

そして、放出するものが愛だけに根ざしている以上、「悪い」ことは起こりようがありません。

そして相手がそれをどう受け取り、理解し、どう返してくるかは完全に相手の自由なのですから、その人がどう処理しようがよいのです。自分が愛に基づいて行動した以上、後悔や遠慮は必要なくなります。─もし、愛にそれ以外のものをたっぷりつけていたのならば、反省は必要かもしれませんが!

反省する時には、自己憐憫や保身を抜き、冷静さとたっぷりの愛をかけて自分を振り返ってやらねばなりません。私たちは、成長できるのですから!

そんなわけで。

どんどんシンプルに、核を突き刺すことを目指します。