天使会話
そうそう、グラストンベリーに向かう日、ちょっとした事件がありました。
順調に乗り継いできたんですが、最後Bristolからグラストンベリー行きのバスに乗る時のことです。
事前に調べてあった時刻表とバスの路線番号があり、Bristolの鉄道駅のバスターミナルはこれまた広大なんですが、ここで合ってる、と思うところまで行きました。
で、バスの路線表示を見たら…その番号のバスの行き先にグラストンベリーが書いてない!!
どうしよう。。どうしよう。。うろうろする私。こういう時って何故か周りの人に聞けないのです。ひたすらうろうろ。。おかんも連れてるし、私たちも疲れきってるし、これ以上遅く到着したくありません。どうしてもその時間のバスに乗りたかったのです。
しかし、なんか時間が近くなってもバスが来る気配もなし…。
人は沢山いるんだけど、なんか路線が違うのかも…!
自信がなくなり、バスの時間間近になって駅に引き返し、他の駅バス停にある表示を見てみることに。
寸前で引き返しながら、どうしようもなく自信がなくて、これからミカエルさんのとこ行くわけだし、と思って心の中で「ミカエルさん!私どうしたらいいですか?今のバスで合ってますか?」と聞いたら、
うんうん。あれで合ってる。とうなずくのです。。
えー、マジかよ…と思ってる間に他のバス停に着いたので先ほどのバス番号の行き先を見てみると、そこには調べた通り、グラストンベリーという行き先が表示されてる!じゃあやっぱりあのバスで合ってたのか。。
「合ってるみたい!」と後ろを着いてきたおかんに言って引き返しながら、どうしよう、ほんと?ホントに合ってるの?とまたミカエルさんに聞くと、あれで大丈夫だよ、と言う。
でも既にその時、もう出発してたはずの時刻は数分過ぎてしまっていたんです。。
どうしよう!だって合ってたとしても絶対間に合わないよ!次に来るのは一時間後だし、どうしよう!
って言ったんですよ。そしたら
『どうして間に合わないと決めつけるんですか。』
って、なんかやんわり怒られまして…(´▽`)
ええ……た……確かにそうだけど………!
じゃあ、じゃあさ。間に合うってわけですか?絶対間に合うのね?ほんとね、絶対ね??
と、必死で荷物をゴロゴロ引きながら問い返すと
『さ、さぁ〜…♪それは見てのお楽しみだよ…♪』
などと良く分からないおふざけが入りました。(笑)
えーーーー!!ちょ、ちょっとおーーー!!!と言いつつ、この冷やかしたような言い方はどうも、間に合うときの感じがする……と思いつつ、相変わらず頭の中では『お楽しみお楽しみ♪さぁ〜バスはいるかな♪』などとニヨニヨされながら、とにかく必死で荷物を引いてバス停に戻ると……
ちょうど!バスが来たところでした!!!うおーーーーーおるやーーーーん!!!!
まだ人が並んで、チケット買ってる。全然間に合ってる。。。。
うぁーーーもうびっくり……。だってけっこう時間過ぎてたのに。。絶対間に合わないと思ったのに。。!
急場で頼んだり会話するときって、ほんとに天使の声ちゃんと聞けてるかな?って心配になるんですが、まっ間に合った!と呆然とする私と、何故か「間に合うと思ってた」という母と、頭の中のミカエルさんのちょっとニヤニヤしたような嬉しそうな顔と、というよく分からない状態で、とにかくバスには間に合ったのでした…。(笑)
ちなみに目的地に「着いた!」と思って降りましたらなんか一つ手前の住宅街で降りてしまってまして(ややこしいのよ、ああいうのって)、全く地図を見ても方向分からずでうはぁ…てなってたら、ここの地元まで来るとわりと路線バス頻繁に来るんですよね、ここいらを回ってるやつは。なので、それが来た時に運ちゃんに「た、タウンホールって次のストップですか?」て聞いたら、あぁそこ曲がってすぐだよ〜!え、乗るの〜?近いよ?て言うから、いやいや乗ります!道分からないんで!といってバスに乗ったところ、案の定運転手の言う「すぐ」て全然すぐじゃないのよね。そこそこありましたよ距離。(笑)で、無事に町まで着くことができたのでした…。ふー冷や汗たらたらだったぜ…。この日の移動が最もハードだったのです。バイブリーという小さな村からグラストンベリーという小さな町へ移動したので…。路線バスで中継の町へ戻り、そこから鉄道駅のあるとこまで一時間バスに乗り、その町のバスステーションから鉄道駅までがかなりあるのでまたバスに乗り、そこから鉄道に一時間弱乗ったのち最後グラストンベリー行きのバスに一時間乗るというね…。初めて行く土地で乗り換え場所もバスストップの位置も分からんし、料金制度も方向も分からんしで、結構緊張するのです。まー最後にね。パニックにもなるよっていう。
まぁそんなところでございました。
はーまったくミカエルさんったら=3
なんか最近、私が焦ってると、ニヨニヨされるんですよねー。くそー…好きだけど。笑