理解のための基本姿勢1
どうしてオラクルカードが理解できないんだろう?
と思ってる方へ。
一つ言えるのは、オラクルカードを「表面」で理解しようとしないで下さい、ということです。
カードを理解する前の皆さんは、あまりにもオラクルカードの表だけを追ってしまっています。
言葉尻一つ一つに振り回されてしまっています。
それは「占い」の態度です、あなたの「人生に向き合う」態度じゃありません。あなたの外側をあなたが批判している態度です。だからオラクルカードが「読めない」のです。
根本的な原因は、一言で言ってしまうと、そこです。
私がしている指導は、その態度を「内側」へ方向転換しても安全なのですよと伝えることですし、
皆さん一人一人がそれを受け容れて、毎日の生活、毎日の人生と向き合い、
大切に、細やかに、喜んでご自身の人生を暮らしていけば、
おのずと日々のカード一枚一枚が毎日にどれほど響いているかが分かります。
でも、それをしない限り分からないのです。内側に向かなくては何も分からないのです。
感覚が「外」に向かってしまいすぎて苦しい時というのが、誰にでもあるでしょう。
その時ほど、それは実は「内側へ向きたい」という、あなた自身からの強烈なメッセージなのです。
本当はオラクルカードじゃなくても、何からでも、私たちは常にメッセージを受け取っているんです。
それを生かしていってほしいということを、オラクルカードでもよく伝えてきます。
でも、「メッセージ???」って、言葉の表面に捉われてしまっているのです。
メッセージは、何か心を開いたときの「ぶわっ」という感じで来たりもします。
すれ違った人の何気ない仕草から来るときもあります。
それが何なのかなんて、どこから来るのかなんて、誰にも分からないんです。だけど、だからといって心を自分の「外側」に向け続けていれば、やっぱり意味が分からないままです。
「内側」に向けるのです。
ヨガをなさってる方なら分かるでしょう。
感覚世界を、外ではなく内に向ける。
内にしっかり向けていると、実は外の世界における危険や幸運の察知も的確に為されます。
訳のわからない外部者などに振り回されることはなくなります。
全ての人の愛と幸福を前提に物事を考えることができます。
「外側」に振り回されてるうちは、ダメなんです。
「内」に焦点を向けてほしい。
向ければ向けるほど、あなた自身がどれほど正確で美しい世界を持った生物か、分かるはずなのです!
オラクルカードは、あなたがあなたの「内側の世界」と向き合う習慣へと導くのが目的。
そのために、絵と言葉という二つの要素は、あまりに多すぎると感じる人もいるでしょう。
だけど、この「絵と言葉」のコンビネーションを最も効果的に使うことができるのは、チャンスでもあります。
カードの「芯」を捉える、内面を理解するという心づもりで当たってください。
そのためにカードに書かれた言葉を見ないようにと指導する人が多いのは知っていますが、私の意見は逆でもあります。「言葉は有効だ」と私は確信しているからです。(そうじゃないのならば、なぜ「アファメーション」というカードがあるのでしょうか?)とはいえ勿論、あなたにその方法が合うならば、そうするべきです!あなたにとって一番いいやり方を知っているのは、あなたの「内側」に他ならないからです。
但しどんな場合も気をつけてほしいのは、ただ一点。
「言葉尻に振り回されないように!」
「内側と向き合うのが目的だということをいまいちど思い出すように。」
これを忘れなければ、必ず、カードが応えてくれていることがピンとくるようになってきますよ。
WHR / Yukiko