オラクルカードはっけん日記リターンズ

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒント、及び筆者の実際のスピリチュアル体験を記録がてら綴っています。

2013!

あけましておめでとうございます!

Šťastný Nový Rok!!!

プラハで初めての年越しを迎えました!

友達んちで夕食を食べてから、友人たち五人ほどで、市内が見渡せるロケーションへ。

さすがに寒かったですが、最近は比較的暖かめの日々が続いているので、-1℃ぐらいで済みました!(爽)それでも小一時間外に立ってたら冷えたけど。。

他のヨーロッパの国もそうなのかは知らないんですけど、少なくともプラハは毎年、市民が勝手に花火を買い込み、カウントダウン前からどかんどかん花火を打ち上げます。面白いでしょ?(笑)非公式なんですって。。誰が言い出したわけでもなく、始まったそう。

31日の午後6時ぐらいからもはや「た〜〜まや〜〜〜」と叫んでいい規模の花火がたまに上がり(笑)

そしてピーク時は、街中が花火で明るくなります!

写真うまく撮れてないけどこんな感じ!

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ハッデハデ。笑

で、年越しの瞬間は、おお、ハッピーニューイヤー!的なことを言ってキス&ハグしてお祝いして、シャンパンで乾杯しました。冬の屋外で!……そう、おトイレ近くてしゃーなかったです!これは日本人あるある。(笑)帰り大変でしたわ。。パブのトイレに潜り込んでなんとか果たしました、はははー。

いや、話したかったのはトイレの話じゃなくて。(笑)

花火が華やかに上がって、おおお!と思うんだけども、

何故かそのたびに、空にずっと輝いてるお月さまの方が

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今の私には、えらく響いたのですわ。

「すごいなー。花火は一瞬で消えるけど、月は消えないもんなー。ずっと光ってるもんなー。すごいなー」

なんか、ずっとそんなことを感じながら見ていました。

下に見える、あんまりスマートじゃない塔は、エッフェルタワーの1/4縮尺に模したアイフェルタワーって言うんですけど…よく分りませんよね。(笑)街が一望できる観光スポットだそうです。

そんなアイフェルタワーと月のコンビネーションの静けさに、なんだか心を奪われる夜でした。

多分それは今の私、今年の私を象徴してるんだな、って思ったのです。

今年の私は、静けさ、穏やかさ、そして継続して光り続けること(活動し続けること)、です。

そのために、全ての行為、言動を、穏やかで静かで滑らかなものにしていくことだけを、昨年末から始めてずっと努力していて、今やっと少しずつ、少しずつ、やった分だけ変化が目に見えて現れてきています。今年は、地道で地味であることだけを目指します。

今、外国に来て、来て三ヶ月で何でも全然上手くいく訳もなくて。あまりにも大きな変化にさらされていて、毎日過酷で、アップダウンしようと思えばいくらでもパニックの種はあるじゃない。

だからこそ、どれだけ穏やかにスムースに生活していけるかが全てのカギだと、物凄い危機感をもって「穏やかになる必要がある」と感じ、粛々とそれを行おうとしているのです。

というのは、このまま生活の大変さに踊らされ、私は苦労してるのよ!外国人だから大変なのよ!っていう言い訳って、いくらでもできる。でも、絶対そんなの嫌だ。。私は制作がしたいし、生まれ変わりに来てるから、生活が大変なことっていうのは、逃げるのでもなくパニックになるのでもなく、ただ淡々と受け止め処理しながら、ちゃんとご飯も作って食べなくちゃもたないし、制作ももっと心をフリーにしなくちゃいけない。

先生に言われた"Don't be stressed!"という言葉や、チェコ人学生たちのリラックスして楽しみながらどんどん作っていく態度を見て、本当に心からすごいなぁと思うし、私もこうなりたいと、心から思ってやまない。私に足りなかったのはこれだ、って。ある意味完成度などのハードルを上げすぎてたってことには気づいてたけど、それこそがここから再び私が始まれる理由だと思った。

年末に、33歳になったんです。。ゾロ目!

こっちでは、何歳って聞かれて33って答えると「あぁ、キリストが死んで復活した年だから、生まれ変わりの年だね」って。再生の年なんだと言われるのが殆どなのです。それ聞いて、あぁ、ほんとに私ってその通りに生きてきてるんだなぁ…と。(笑)石井ゆかりさんの年報も今年の読んで「あれ、なんで分ったんすか?」て思ったし。(笑)流れは外さない私。。

正に、今の学びや段階が全て集約してる。

こっちに来て、自分のアタマの堅さや、日本人の中にある不文律が明らかになってきて、それを破るために来たんだということも痛感してるからです。

日本って、不思議。あのね、価値観が完全に全部、決まってんだよね。「これはよいもので、これは悪いものです」っていうのが、実は全てあらかじめ決められている。だから私から見れば、どんな会話も、政治もツイッターも全部、その「範囲内」で行われたりもがいたりしてる…ていうか、もがいてるフリをしてる。みたいな。誰も本当に壊そうとはしてなくて、その決められてる「よい悪い」の中でうごうごしてる。っていうのが私から見た日本の内情。そこからはみ出なければ守ってもらえると知っててやってるっていう。(それが悪いとは言ってないよ。ただ、私個人にはそれはちょっと問題だった。)

だから、私は日本にいる間、そういう「人が当たり前みたいに良い悪いとか言ってる前提をブチ破って壊していく作業」に、労力の大半を使わなくてはいけなかったんです。事実、クラッシャーと呼ばれてました(笑)まぁいろんなとこで私はクラッシャーと呼ばれていました。。でも、それをしないと制作ができなかったからだと思うのです。

で、いまチェコに来て思うのは、ここにはそれがない(笑)いい悪いの前提自体がない。それは倫理とかモラルの問題じゃなくって、何が誰にとって最善で誰にとって最悪なのかなんていうものは、どこにも存在してなくて、「このゴールなら完璧」とか「このゴールだけは入っちゃいけない」とかが、正直、一切ないんです。

でも、それが本来は正しいって私は思う。

人の将来、誰に決めることができるの?絶対できないよね。

でも、日本にいると、私は自分を決めつけてしまう。

ここにいたってそれが染み付いてたから、それを破るのに今も毎日苦戦中です。。でも、周りがいい加減だから(笑)自由だし、何だろうな?くっだらないことでは怒ったりしてるけど(笑)人の下した決断に怒る人なんていないし、協力を要請すると「できない」と思えばその場で断られるし、じゃあ助けてくれないのかな?じゃいいやと思って別の手配を済ませたりしてたら、突然やる気と集中力とインスピレーションが来た瞬間に「こないだのアレだけど、こうかも。助けられるよ」と言ってきて、一瞬で解決してくれたりすることがあったり、まぁそのまま放置だったり(笑)するんです。面白いなって思うし、私は彼らから学ぶ事が沢山ある、だから来たんだ、って思います。「期待はしないが事情は話しておく」とか「やってくれる見込みは別にないけど依頼はしておく」とかは、案外大事だな、とこの国で思う。日本にいた頃の私ならできなかったこと。。

わたしの今年の目標は、自分が決めつけたゴールにたどり着けるかという恐怖や不安を理由に最善のゴールだとか過程だとかを決めつけようとする自分の殻を、脱却すること。自分の意志と能力を、完全に信頼し、リラックスした態度で過ごすこと。それから、個人個人で取り交わす小さな約束を、一つ一つ、丁寧にこなしていくこと。だと思います。社会的な手続きであれ、個人的な約束であれ、全ては「約束」の一言で言えるのかなと最近感じるのです。個人主義の国だからかもだけど、誰一人として「学校」全体の何かとかいうどうでもいいものを押し付けてくる人はいなくて、「たまたま集まった仲間」を大切にしたり、一対一で話し合った内容を「じゃあ次までにはこれをしてみてね」「これはどう?トライしてみる?」とか。そういう感じ。やってもやらなくても自分次第。そして、人を無条件に信じることも、私が日本から持って来た価値観と、ここで得る価値観をすりあわせると、ちょうどぴったり、カンペキなんじゃないかな?と今、感じています。

だから。

一歩ずつ一歩ずつ、一つ一つの小さな過程を愛し、わたし自身の歩みを評価して愛し、すべての瞬間を大切に、愛して、愛して、少しずつ進んでいこうって。

今年は、それだけを思います。

堅実な着実な一歩以外は、もう要らない。

ある意味、生き方を変えるポイントが来たと感じてます。この国に来たら、変わらざるを得ない。そして私は、変わるために来た。

今までの私?たいへんけっこうよ。じゃ、次いきましょ。

そんな感じです!

それでは、今年も一年、頑張って行きましょう!

リラーっクス!!!

ゆきこ。