オラクルカード用語解説

オラクルカードの使い方や解釈の仕方のヒントを綴っています。

『自分カレンダー』は今どのあたり?

「人は螺旋状の円を描いて少しずつ上昇している」

というのは、よく聞きませんか?

そして、月の運行や誕生日など、私たちの身の回りでの「サイクル」という円運動についても、意識してみると、私たちの人生と密接に関連があると思いませんか?

小さなサイクルでも大きなサイクルでも、何かが生まれる前に何かが終わり、そして確実に何かが生まれて育てあげていき…。そしてまた、そこで終わるべきものが終わって、新しい生命の誕生を待つ。

日々、人間はそのようにして、魂を磨き上げていきます。

なんか最近突然その、「螺旋状」と「サイクル」の関係が図式的に見えてきたんですよね。

螺旋を上から見れば円だし、横から見たらぐるぐるとバネみたいに上に円を描いて伸びていくのが見えるでしょう。

そゆことなんですよね。

自分が進歩してない気がしたら、何年かかってもいつも同じとこに戻ってきちゃう気がしたら、横から見たらいいのかも知れません。生きてる以上、何も進んでいないわけがないんです。

その「横」から見るための一つが、自分の基本情報の把握かも知れないなぁ、と最近思います。それは例えば、自分が生まれた日の月齢とか、誕生日が何月何日にあるかで、サイクルの起点と終点が決まるわけですから。(まぁ、起点と終点はこの場合、同じ日なわけです。サイクルや命ってのはきっとこういうものなのでしょうね)、自分にとってのサイクルの仕組みを理解して、どの地点からこう回ってきたんだなぁ~と今いる位置を確かめるために、まずは起点をはっきりさせるわけです。

それはいろんな形で存在しているし、その方によってそれぞれ自分に重要な「サイクル」があると思うのですが

(例えば、人生が三年周期で大きく動くと言っている人を、私自身感じているのみならず、友達や芸能人などでも沢山聞いたことがあります)、それぞれ自分がピンとくるものを重点において分析していけばよいと思います。

人生よりもう少し小さな、日常レベルのサイクルで言うと、やはり「月の運行」が大きいかも知れません。

生まれた日の月齢が自分にとっての一ヶ月というサイクルの起点になるし、何月何日という誕生日は、自分にとっての一年というサイクルの起点になっていることは、生理的にも当然な気もしますし、よく聞く話です。

そして私の場合、これは非常に明らかです。

例えば私は月齢8.9歳頃の生まれなのですが、自分にとってのプロジェクトがやはり上弦を少し過ぎた辺りから始まったり、またはその前までに完結する、というのが自然の流れとして強く存在していることに気付きました。一年半前、初めてチェコに行った時に飛行機から、とてつもなくでかい上弦少し過ぎた月が見えた時には、なんだか茫然となったものです。

そして今経験している変化においても、今必死で頑張っている書類の締切が月の運行ではちょうど次の上弦の月過ぎだということに気がついたので、「これは私にとって、自然の完結サイクルの中に存在するんだな」と気付き、少し安心しました。そしてなるべく落ち着いて進めようとなんとか周囲の助けを借りて進んでいってみたところ、月の運行の新月にあたる時間には事が完璧に落ち着き、数日すると締切の上弦少し過ぎまでにはこれは自然と完成するであろう、という見通しが完全に立つまでに至りました。

これが、無理矢理どうしても力づくでなんとかしなきゃいけないようなサイクルの中にあったら、ちょっとやはり大変だったと思いますし、自信もなくしたと思います。

でも、カレンダーでそれを確認した時に、なんとなく……「あぁ、今までもこうだったから、きっと今回も大丈夫だな」そんな気が、したんですよね。

ご自分が生まれた日のホロスコープなどを自動生成するウェブページを使えば、恐らく生まれた年月日の月齢も出るはずです。知っといて損はないんじゃないかなぁと思いますよー。

そして生まれた時の月齢を利用した占いの本もあって、性格占いであったり自分のサイクルを誕生時の月齢を起点にカレンダーに書いてみることなどを勧められていたのですが、二年かそこら前にそれを読んだ時に「なるほどなぁ。。理にかなってるなぁ。そして、当たってるなぁ…」と思った時から意識してカレンダーで観察していたんですが、実際、自分個人の生理的なリズムや人生のリズムに合った、しっくりくる感じがあります。

また、一年のサイクルで言うとすれば、旧正月が体のリズム的には実質上の本当のお正月に近い感じがするのも、気のせいではないでしょう。実際、わざと本当の年明けの前に一ヶ月置いて、心を鎮める期間を設けたのではないかと思えるぐらい、今のカレンダーも嘘じゃなくなかなかよく出来てる気がします。

自分の誕生日付近までにとんでもないことが起こって、それまでの状況が一掃されたりすることはありませんか?これもよく聞く話ですね。そして何故か私の場合は誕生日からきっちり半年後ぐらいの時期にとんでもない大掃除が起こることが多いんです。。それも後で調べてみたら、山羊座の満月って、ちょうどその頃なんですね、、、。私は年末生まれの山羊座なんですが、あぁだからそれまでに大掃除されちゃうんだ、と妙に納得したものです。満ちるために壊さなくてはならなくなる古い慣習が、何かが起こって突然消えてしまってパニックになる、ということが私の場合はけっこう多かったです、今までの人生。というか毎年大概そうですね。。もう、それに備えて六月ぐらいから精神状態が変わってきてるのまで最近は分かるようになり、心の準備もするようにしたら、以前より少しは落差が大きくなくなって良くなってきた気がします、、、。そのかわり、年末の誕生日は私はわりと穏やかに迎えることができています。(笑)

そんな感じで、自分にとっての「旧正月」を把握しておいて、カレンダーでなんとなく分析しておくと、「今って『自分カレンダー』的には何が起こってるんだろ??」と思ってチェックしてみたら「……あ、だからかー。。」てなることも、きっと多いと思います。

おすすめですよんヽ(´ー`)ノ

そういう感じで、自分を知るための基本データを集めることも、自分を理解する手段の一つとして使えると思います。

「基礎データ」が宿命で、「どのように生きるか」が運命。ですよね。

と、いうご提案でございました。