5枚引きの応用……縦並べ
今回のスプレッド解説は、以前にも紹介した、ベーシックかつ重要要素が詰まった、五枚引きの延長線上のものです。
自分の受け取ったインスピレーションでスプレッドを置くとこういうこともあるよ、という感じで。
まず、直観で必要だと感じたカードデッキを選び出します。今回は四つでした。
そして、選ぶ時まず一番最初に手に取った女神カードからなんとなく、カードを切り始めました。
そしたら、とにかくどんどんカードが飛び出してきまして、総計5枚で止まりました。
もしかして今日は五枚引きかな?と思いながら、次のデッキを手に取って…。
あと今日は何故だか、カードが殆ど全部、自分の方じゃなくて向こうを向いて出ました。
ちょっと不思議だな……と思い、2デッキ目のラファエルオラクルを引き終えた後(これも5枚で止まったので、今日は5枚引き確定です。その後も自然と5枚出て手が止まりました)、ちょっと手でデッキを持つ方向を意識してみたら、上に出たり下に出たり、これまたばらけました。
で、なんでだか直感的に「縦だ」と感じたので、縦に並べていきました。
全部ジャンピングで飛び出したので、一度に三枚飛び出たりして、前後の並べる順番がいまいち分かりにくい時も、もちろんあります。
そういうときはもう、何も考えず頭をからっぽにして、ぱぱぱと並べちゃって下さい。
飛び出した状態殆どそのままなのがこちら。
で、こっち向きに並べてる時に、
「あぁなるほど、だから自分が手前でゴールが一番向こうになるように飛び出したのか‥」と分かりました。
現在の状況、今の自分の希望、影響、アドバイス、最終結果…と、自分を改善していくにつれて、「上」のポジションにある「未来」へと、繋がっていくような感じです。分かりやすい図式だよね。。
考えたこともなかったけど、直観をたぐっていくと、こういうのが待ってるから面白いんだよなぁ…。
ね。
なんだか圧巻です。
ちなみに山の裏に出たものを、カードの箱に収めて補佐として横に並べときました。これは順不同です。
こういう、大量のカードを並べることになってしまった時の解釈のコツの一つなのですが…(詳しくは文章では書けないので、事項だけ述べます)
こういう場合は一枚ずつのカードをあんまり一生懸命読みすぎなくて、よいのです。
例えば全く意味が分からないカードがいくつかあったとします。その時は分からないんだけど、最近考えていた、まったく別件だと思っていた思考と照らし合わせたら分かった、なんていうこともあるので、「その場で分からなくていい」を多いに利用して、記録だけ取ってなんとなく頭の中にメッセージを浮かべておけば、そのうち正確に分かってきます。それまで待つのも、カードの楽しいところなので、焦らずに。
例えば今回の場合、間に入れたラファエルカード、私は今回殆ど解釈してません。ただ「なんとなく」です。こないだエンジェル2でカード仕事のこと聞いてみたらラファエルが出たので、じゃあラファエルにも、てなもんです。緑のエネルギーをちょっと足したかったんだよね、ぐらいでよいのです。
でも一回で全部分かろうとしない代わりに、気になるものがあったら何度か読み返してみるのは、とてもいい手段です。
例えば一週間後ぐらいにまた見てみたり、まだ分かんなくてまたその次の週に読み返して確かめてみたり…。すると「あっ?あ、そうだ!最近そういうことがあった!なるほどね~~」とかね。
これはいつも言ってることですが、本当その通りなので、肩肘張らず、
「とりあえず記録」です。
そして解説書をゆっくりと読んで、何だろうな?という状態に頭を柔らかくしたまま過ごすのが、結局一番大事なことなのかも知れませんね。
ではでは、又次の機会に。